新発見

浅尾大輔さんのブログによれば、彼のもとに、ある方から、1953年6月25日付けの、『北海道新聞』の切抜きが送られてきたそうです。徳永直が寄せた文章で、プロレタリア作家同盟時代のスポーツ活動の思い出を書いたもので、浅尾さんがアップした画像によれば、ピッチャーが鹿地亘、キャッチャーが淀野隆三だそうで、内容には、浅尾さんの紹介では、多喜二と徳永がキャッチボールをしていたのを、宮本百合子が冷やかしたということも書いてあるようです。
実は、この文章、浦西和彦さんの『徳永直』(日外アソシエーツ、1982年)の著作目録にも記載されていないものなのです。
こういうものが、ふっと出てくるところに、文学世界の広がりと奥深さがあるのですね。
浅尾さんのブログはここです。
http://blog.livedoor.jp/asaodai/