2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

やっているなら

今尾文昭さんの『天皇陵古墳を歩く』(朝日選書、2018年)です。 最近、宮内庁が管理する〈陵墓〉への学術的な立ち入りが、少しずつ許可されているのですが、著者は、そこに参加して、いろいろな古墳の実態をみてきました。その経験から、古墳の状況と現状を…

橋のたもとで

今年のセンター試験の小説問題は、上林暁の「花の精」という作品からです。主人公が庭の月見草を除去されてしまったので、友人と今の西武多摩川線に乗って、多摩川べりまで月見草を採りにいくという場面です。川べりにあるサナトリウムをみては療養中の妻を…

引導

稀勢の里の相撲をみていると、右のおっつけで体が浮いて、左を深く差せないというのが、最晩年の北の湖を思い出させてしまいます。はてさて。