つながる道

鈴木太郎さんの詩集『八月の存在』(詩人会議出版)です。
鈴木さんは、詩人会議に所属しています。詩人会議とは壺井繁治や大島博光の流れをくむ集団で、黒田三郎も議長をつとめていました。
鈴木さんは、1960年の安保闘争のころから、詩をとおした社会へのかかわりを追求してきたとのことで、近作を集めたこの詩集でも、そうした鈴木さんの心が伝わってきます。

ただ、詩人会議出版は、ISBNコードを取得していないようなので、流通にのるかどうかはよくわからないというのが、現状です。