つながり

水野昌雄さんの『現代短歌の批評と現実』(青磁社、1980年)を古本屋でみつけて、読んでいたら、アララギ派のある歌人についての文章がありました。
その人は、わたしの通っていた高校の先生だった方で、当時から歌人であることが生徒たちにも知られていました。中高一貫の学校だったので、かけちがうと教わる機会のないままに終わってしまうことは決して珍しくはなく、その先生に教わったかどうかも、記憶にありません。
それで、好意的に取り上げられている水野さんの文章を読んで、今はどうしているのだろうと思って、Gの検索をかけてみました。
すると、別の学校の校長先生をされているらしく、その学校のホームページが出てきます。それと、「九条の会」に賛同する歌人の会の呼びかけ人として、名前が出ていることがわかりました。そういうことがあるのだと、あらためて感じ入ったのです。