推敲

週刊文春の広告を見ていたら、綿矢りささんの結婚をめぐる手記が載っているようです。タイトルが、『私の背中を押した彼の一言』だそうです。
「推す」と「敲く」とのどちらがいいかを悩んだ唐の詩人の故事から、推敲ということばが生まれたそうですが、綿矢さんの背中ですから、「押す」ではなく「蹴る」でいってほしかったというのは、凝り過ぎでしょうかね。そのくらいのユーモアがあってもいいのではないかとも思うのです。