その気になる

大野左紀子さんの『アーティスト症候群』(河出文庫、2011年、親本は2008年)です。
誰でもアーティストと名乗れば、何でもできるような風潮に関して、いろいろな事象を取り上げています。
昔から、旦那芸というものはありますから、本業とはいえなくとも、その道をきわめる人もいるのですから、そういう自称する人のあり方も、考えなければならないでしょう。そのときの参考になるようです。