安心

法事があったので、お寺に行ったのですが(母方なので宗派がちがうのです)、そこの宗派でも、本を「読む」のです。漢字を見ながら上から音読で読んでいくというのも、内容と関連して、わかるようなわからないような感覚になります。
仏教が身近なものになるには、職業倫理とむすびついて、その仕事をすることが、往生のための根本につながるのだというところが必要だったのだということも、改めてかんがえてしまいます。
それが、現体制を擁護するものになってしまうのか、職業倫理を開花させるための条件をつくるために、新しい世の中を希求するのかの分かれ目になってしまうのでしょう。