遅ればせながら

外間守善さんが亡くなられたそうです。
「おもろさうし」の校訂など、沖縄の文学を身近なものにしてくださったという業績は、得がたいものがあったように思います。
読みにくいものを読めるようにして、普及することをおろそかにしてはいけません。日本文学の翻訳への助成が事業仕分けで削られるとか、普及を軽視する発想があるのは残念です。文楽をめぐる大阪市長の発言も、自分がわかるものしか認めないというような発想で、これも困ったものです。