飛び石作戦

きのうの『ためしてガッテン』で、プチ断食の話題が出ていたのですが、そのなかで、戦時中にアメリカで行われた実験の話がありました。
兵士に、一日二食(とはいえ1750キロカロリーだそうですが)にして、運動などは普通以上にやらせると、半年後には心臓の筋肉までおちて、骨と皮状態になったとか。
番組ではもちろん明らかにはしませんが、どうみても、日本兵を無力化するための実験としか思えません。制海権と制空権をとって、島に駐屯する日本兵を孤立化させることで、むだな兵力の消耗を防ぐ(へたに上陸して戦闘すると、日本軍のバンザイ突撃に対抗しなければならなくなります)わけでしょう。実際に、そうして孤立化した島の一例として、トラック島があげられます。窪田精さんのいくつかの作品で、空爆によって無力化された島には食料が尽き果てる様子が描かれていましたが、その作戦には、こうした裏づけがあったのですね。