意外なところで

ちょっと、金達寿玄海灘」のつづきを。
最近、つれあいが韓国ドラマにはまって、ケーブルやらオンデマンドやらでいろいろと観ているのですが、そのなかで、「アクシデント・カップル」とか「個人の趣向」とかには、伝統的な韓国家屋が出てきます。中庭のような場所があって、そのまわりを部屋が取り囲んでいるというかたちなのですが、「玄海灘」で、西敬泰がソウルで下宿する家が、そうしたかたちで何人も下宿人を置いているという設定なのです。読みながら、ついついドラマに登場する家を思い起こしてしまいました。30年くらい前に一度読んだことがあったのですが、そのときには家の様子を具体的には思い浮かべられなかっただろうと思うのです。
そういうこともあるんですね。