白虹

昨日の昼、太陽のまわりを暈がかかったとかいいます。
むかし、中国では、兵乱のきざしとして恐れられた〈白虹貫日〉はこのことだという説もあるようです。
戦国のむかし、刺客の荊軻は、秦王をねらうべく、燕国から旅立ちました。そのとき、この現象が起きたとか。しかし荊軻は、王の殺害に失敗し、燕国は滅亡し、秦王が全国を統一して始皇帝となる流れをつくってしまいます。
自然現象を政争に利用するというのも、どうかとは思いますけれど。