論理をまわす

選挙が終わりました。
非拘束式比例代表というのは、けっこう酷な制度で、この地域の重点候補が当選しても、すなおに喜べません。もちろん、結果としてたくさん議席がとれるほど得票があればいいのですが。

さて、高校時代に、数学で、論理学的なものを習いました。たしか『対偶』という考えで、『AならばBである』が真ならば、『BでなければAでない』も真である、というものです。
そうすると、規制緩和派の人たちが言う、『流した汗が報われる社会』を、対偶をとると、『報われないのは汗を流していない』というふうになりますね。すると、これは自己責任論そのものではないですか。そうなると、規制緩和派のひとたちの論理は、いかがなものか、ということにもなりますよね。

とはいえ、その人たちが躍進するのも『民意』ですから、そこをふまえて考える必要があるようです。なかなかすんなりとはいきませんね。