なさけないけれど

トマス・ピンチョンの『ヴァインランド』(河出の世界文学全集)なのですが、半分ぐらい(タケシとDLとが一緒に暮らしているあたり)で、頓挫しています。ふたりがプレーリーに話をしているという、ある種の回想だからでしょうか。
部分部分ではおもしろいところもあるのですし(日本の野球中継が8時56分で終わるところなどは爆笑ものです)、アメリカの現状についての批評であることもわからなくはないのですが、どうも、すいすいとはいかないようです。
まあ、少しでも進めば、いつかは最後までたどりつくでしょうから、そのときはあらためて。