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栗栖継さんがなくなられたということを、ようやく知りました。
岩波文庫で、『兵士シュヴェイクの冒険』とか、『山椒魚戦争』とかを読んで、チェコ文学の世界を知ったことが、思い浮かびます。
徳永直と組んだ〈声明〉のこととか、いろいろと思うところもなくはないのですが、そうした、文学運動のことは、とりあえず、おきましょう。

でも、そうした訃報を、しばらくたってから知ったというのも、さみしいとは思います。