平静さ

8月15日というわけで、宮脇俊三さんの『時刻表昭和史』(角川選書、1980年)です。宮脇さんの思い出を、列車によせた作品で、その最終場面が玉音放送の後、平常通りに列車が走っていたというところなのです。
こういう形での思い出は貴重なものだと、昔読んだことを思い出しました。