兵糧攻めふたたび

『ロスジェネ』のイベント、多くの方が参加されたそうです。
少し、続きということでもないのですが。

絵を描かれる方には、こういう言い方はよくないのかもしれませんが、絵や彫刻は、ほとんどの場合、その1点が存在するもののように思います。ですから、その1点に〈使用価値〉を見出す人がいれば、それでいいのではないかとも思うのです。ですから、〈兵糧攻め〉はあまり有効ではないのではないかと。
一方、文学は、印刷して読まれることが前提です。いわゆる〈ケータイ小説〉なるものも、最初は〈配信〉という形で流布するのですから、それだけ、たくさんの〈読者〉を要求することになり、商業資本に従属する危険性が高くなるのではないでしょうか。

絵の世界のことは知らないので、見当違いのことを言っていたら、すみません。