圧迫

NHK−hiでは、亀山郁夫さんの解説で、スターリン時代を生きた4人の芸術家の番組をやっていました。エイゼンシュテインマヤコフスキーブルガーコフショスタコーヴィチです。かれらの人生に、スターリンが落とした影を検証しようという感じでした。
ショーロホフやエレンブルグが、スターリンと軋轢がまったくなかったわけではないのでしょうし、あの時代を生きた人たちの、陰影の描き方もいろいろあるとは思います。
けれども、芸術家が、自分の信ずるところに従った創造活動ができない状況におかれるつらさを、きちんと見つめなければいけないのでしょうね。
スターリン批判が公にされたあとで、ファジェーエフが自殺したというのも、逆の意味でむざんなことなのです。