大きくいえば

日食は、部分日食ではありましたが、11時40分ごろ、偶然雲の間から、欠けたお日さまを見ることができました。
岩波科学ライブラリーの『太陽は23歳!?』(日江井栄二郎著)も読んでみたのですが、自分たちの周囲の環境を分析し、研究する能力を、人間が持っていることは、やはりたいしたものだと思うべきなのでしょう。それこそ、宇宙のはてから、素粒子の中までの階層をさぐってゆくという知のありようを、この社会の現実にも、適用していくことが必要なのでしょう。一部の人間のエゴで、この宇宙をこわすわけにはいきません。『わがなきあとに洪水よ来たれ』などとうそぶくことを、認めることもできません。そこに、〈ルール〉をつくっていかなければいけないのでしょう。