利便性

『中世のパン』(フランソワーズ・デポルト、見崎恵子訳、白水社Uブックス、2004年、原本は1987年、親本は1992年)です。
フランスでは、15世紀あたりから、パンは自分の家で焼くのではなくて、専門のパン屋さんがあったというのです。
彼我の比較というわけではありませんが、それだけ一般家庭の労力は減るわけです。
それを考えると、電気炊飯器の開発がもたらしたもののの大きさを考えずにはいられません。