継続

川村湊さんの『文芸時評1993-2007』(水声社)です。
毎日新聞』に掲載された時評をあつめたものです。
文芸時評なるもの、最近はとんと不人気で、各紙誌とも、だんだんと扱いが軽くなっているように思えます。とはいっても、こうして、長期間の時評が集まると、そこには日本文学の姿が浮かびあがってくることにはちがいありません。
個々の作品評価がどうだったとか、この作品について、今から見ればどうなのか、とか、そういうこと心の中でをつっこみを入れながら読むのもいいものです。