鶴見で鶴見を読む

日曜日に、鶴見の〈新日本婦人の会〉の人たちがやっている読書会に出ました。
鶴見線沿線の文学を考えるというコンセプトで、近代の作品を扱うという流れで、笙野頼子芥川賞受賞作、「タイムスリップ・コンビナート」をやるので、講師というほど偉くはないのですが、助言者くらいの感じで参加しました。
新婦人というので、女性ばかりかと思ったら、けっこう男性の方もいて、海芝に長く停年まで勤めていたという方も参加していました。
なかなか難解でむずかしいという側面もありますが、ひごろあまり考えていない日常の姿を、こうした形で他者の目でみることは、鶴見のまちを考えるによいのかもしれないという意見が多く出ました。
そういう意味で、自分なり、自分の周囲なりを客観化することは大切なのでしょう。