延長

TPP交渉で、著作権の保護期間の死後70年への延長が決まりそうだという報道があったようです。
20歳代で作品を書いた人が80まで生きていて、死後70年保護となると、その作品は発表後130年間も、パブリックドメインにならないでブロックされるということです。実際、幸田露伴の「五重塔」だとか、志賀直哉の「網走まで」、谷崎潤一郎の「刺青」などが、それに該当します。本当にそれが、文化の発展に寄与するのか、たちどまって考えてほしいものです。