あわせもつ

昨日書くべきだったでしょうが、きのうは河上徹太郎の33回忌にあたる日だったそうです。
河上といえば、日中戦争のときに石川淳の「マルスの歌」を『文学界』に載せて、発禁処分を受けて、発行側として罰金を受けたことがある人です。戦後最初には〈配給された自由〉とシニカルなことも言い、その後は保守的な立場を守ったような印象があります。
あと、フランスのブーランジェ将軍に関する文章が記憶に残ります。橋下徹が〈日本のブーランジェ〉になるかどうか、これからが問題だろうとは思います。