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少しテレビの話です。BS-1でカストロさんのロングインタビューをやっていました。2003年にフランスの放送局が作った番組ですが、カストロさんは自分の生い立ちからキューバをめぐる情勢などを、縦横無尽に語っていました。その中で、革命に暗殺はそぐわないとカストロさんは言います。暗殺は殉教者を生むだけで、味方に利益はないのだというのです。敵にはいくらでも代わりが出てくるから、だめだというのです。そういうことをはっきりと表明するところに、キューバの現在があるのでしょう。