2016-09-02から1日間の記事一覧

ひとりあるき

桜井忠温『肉弾』(中公文庫、親本は1906年)です。 日露戦争の時、作者は旅順を攻めた第3軍に所属していたのですが、最初の総攻撃で負傷し後送されました。上陸以来の経験を書いたものがこの作品で、後送されるまでのことが書かれています。 火野葦平の「土…