2012-09-04から1日間の記事一覧

力のいれかた

山田美妙『いちご姫・蝴蝶』(岩波文庫、2011年)です。 長編「いちご姫」(1889年から1890年にかけて雑誌連載)が読みどころということなのでしょう。大きく言えば〈毒婦〉もののつづきものに対して、文学作品として対置しようと作者が試みたものだといえる…