2008-06-23から1日間の記事一覧

搦め手

大庭みな子『浦島草』(講談社、1977年)です。 3か月ほど前のことですが、『群像』に初期作品として、作者が学生時代に書いたガリ版刷りの雑誌に発表した「痣」という作品が掲載されました。そのとき、夫の大庭利雄さんが、作者の被爆体験をベースにした作…