長部日出雄さんの『未完反語派』(福武文庫、1986年、親本は1982年)です。 構造が複雑な作品で、1930年代を生きたひとりのインテリが、建部綾足の生涯に題材をとった小説を書こうと志していて、その「小説」と彼の「日記」とがない交ぜとなって作品が進みま…
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