2006-12-12から1日間の記事一覧

記憶の重み

松永貞徳(1571−1653)の回想録『戴恩記』(岩波の日本古典文学大系所収)です。17世紀初頭の歌人、俳諧師のひとですが、この記録で(口述筆記ではないかといわれています)で、自分の経験した和歌の伝授のことや、いろいろな考証がされています。 その巻末…