2006-07-09から1日間の記事一覧

通じるものが

先週くらいに書いた、佐多稲子の手紙の本の中に、野口冨士男との往復書簡があります。一葉の「たけくらべ」の最後のほうの、美登利の変貌をどう解釈するかについての、稲子の意見を支持する内容です。 稲子は、その変貌を美登利が客をとらされたことと考え、…