2006-07-04から1日間の記事一覧

作為の「伝統」

村上重良『日本史の中の天皇』(講談社学術文庫)です。親本は1986年に出て、文庫も2003年という、いささか古い本ではあるのですが、読みごたえがありました。 特に、明治になって、新しい天皇の権威を作り出すために、宮中祭祀のありようも新しい行事をつくり…