変なきっかけ

広島で起きた女児連れ去り未遂事件で、ついつい、1989年の有明での連れ去り未遂事件からどんどん〈発展〉していって、最終的には被告が死刑に処せられた事件のことを思い出してしまいました。
あのときは、すべての話題がそっちのほうにいってしまって、政治や経済の話がすっとんでしまったという記憶があるのですが、今度はどうでしょうか。
今回、警察が家宅捜索をして、パソコンやらDVDやらを押収したらしいのですが、そうしたデジタルなものと、昔の事件のマンガ本やビデオテープというアナログなものとの対比ということも考えてしまいます。それも時代の差でしょうし、当時、その人物の部屋をなめまわすように撮っていた映像の記憶も考えると、様変わりしたのかとも考えてしまいます。
これ以上、〈余罪〉がなければ、と思います。