2012-09-17から1日間の記事一覧

たまには

島村利正『奈良登大路町・妙高の秋』(講談社文芸文庫、2004年、文庫版新編集)です。 瀧井孝作を介して志賀直哉に学んだ著者の、好短篇を集めたものです。著者の故郷の、信州高遠を舞台にした「仙酔島」は、高遠に鰹節を売りにくる男が頓死して、葬儀をだし…