ゆとりをもって

大相撲のけが人が多いことがよく指摘されます。力士の大型化は当然原因のひとつでありましょうが、もうひとつの要因として、土俵の狭さがあるのではないかと思われます。

もちろん、1946年のように16尺にしろとはいいませんが、土俵周りの空間の狭さが、転落にまつわるけがを多くしているようにみえます。若元春など、いい例でしょう。高さは、審判がいる位置を考えると現状でいくしかないでしょうから、思いきって、いまのたまり席あたりまで土俵と同じ高さまでかさあげするのです。柔道の試合場をイメージしてくれればいいでしょう。

それだけでも、けがは劇的に減るのではないでしょうか。