学と術

志賀浩二さんの『数学が歩いてきた道』(PHPサイエンスワールド新書、2009年)です。
いちおう高校時代は当時の数学?(ローマ数字の3)まで履修したのですが、無限級数でなんだかわからなくなり、自然対数(いまだに定義がわかりません)でお手上げになってしまいました。よく単位をもらえたと思います。
入門書かなと思って手に取ったのですが、やはり難しい。微分積分も、『算術』としてならば、初歩的な3次関数くらいならばできるかもしれませんが、『数学』として、そこに流れる思想のレベルになると、別世界ですね。
こういう世界もあるのだと、思っておきましょう。