できれば

堀田善衛の『零から数えて』(文藝春秋新社、1960年)です。
あるアメリカ人と出会った人たちが、混乱に巻きこまれる話なのですが、どうもそのアメリカ人は、原爆投下に携わった人のようなのです。その意味では、後の作品『審判』につながるものだと思います。
堀田善衛なら、馬さんの得意分野でしょうから、それについてのご意見をうかがいたいものです。