ことばのゆれ

笠松宏至さんの『法と言葉の中世史』(平凡社ライブラリー)です。
中世の文書に出てくることばの使い方をめぐって、そこに流れるひとびとの意識をさぐります。
文書が残っていてこそのものですが、それを分析する手並みに感嘆します。
歴史学の深さも考えさせられます。