都合の悪さ

辻田真佐憲さんの『大本営発表』(幻冬舎新書、2016年)です。
大本営発表がだんだんとでたらめになっていくプロセスを、きちんと追いかけています。そこと、メディアが共犯者になったように、あおりたてるというのも、決して昔話とはいえないのでしょう。都合の悪いことを隠したがるのは、今の方がひどいのかもしれないのですから。