単純じゃない

最近のいわゆる就活の学生に関して、『親はバブル世代だから子どもの大変さがわからない』的な言い方があるようです。けれども、〈バブル世代〉の代表格の半沢直樹は、1989年に銀行にはいっているので、いま49歳です。49歳が就活中の22歳の子の父親というのは、あり得ないことではないですが、ずいぶん若い父親だということになりましょう。さいきん、地方紙で楡周平とかいう人の連載がはじまりましたが、ここでは父親は54歳です。半沢より5歳上で、バブルというのは、ちょっと時代の計算があいません。もう少し、神経使ってほしいですね。