ふしめ

ウィキペディアの、「ポータル文学」の欄には、その日付に縁のある人びとの生誕や死没の記述があります。
12月の末というと、石川淳中村真一郎横光利一などの人が亡くなっています。戦後まもなくの横光はともかく、石川淳が亡くなってもう25年になるかと思うと、時間は経つものだともおもってしまいます。
こうした人びとの作品を、必ずしもいつも読み返しているわけではありませんが、いろいろと学んだことは多いのだろうと思います。「マルスの歌」を、戦争開始直後に書いた石川淳の気迫は、忘れてはいけないことでしょうから。