当てはめ

ふと考えたのですが、橋下さんが学校に関していう「ユーザー」というのは、親でも子どもでもなく、学校を出たあとかれらを雇う企業だと考えると、すんなりいくのではないかと思うのです。
学校は、子どもという「製品」を作る場で、親は「製品の原料」を納入する業者、教員は「製品」を作るラインの作業員、ということになります。
ですから、納入業者には一定の「品質」を要求するわけで、それが批判をうけていちおう取り下げた「条例案」になるわけですし、ラインの作業員の労働を監視するのは当たり前、「売れない製品」では困るからランキングをつけたり、場合によっては「生産ライン」の統廃合もあり、ということなのでしょう。
労働条件の改善のために行動したりするような「欠陥製品」では「ユーザー」は困るのでしょうね。